晒生地にも色々な種類があります。
使われている糸の太さ(番手)や、糸の量(打ち込み)の違いで、それぞれの晒生地の品質が異なってきます。
一番多いのが「文」規格。
糸番手は20番手。
使われている糸の量もほどほどで、柔らかくて手芸だけでなく料理の際の「さらし」としてもよく使われます。
「文」も良いんだけどもう少ししっかりした晒がほしい、という場合は「岡」規格の晒がおすすめです。
糸番手は「文」と同じ20番手ですが、使われている糸の量が多いのが「岡」です。
使われている糸の量が多い:密度が高い、という事で、風合いは「文」よりも硬くなります。
もちろん糸の量が多い分、価格も高めになります。
今回ご注文いただきました”千代晒”は、この「岡」規格の晒生地です。
Yahoo!ショッピング 日本製 さらし生地 千代晒 岡規格 10反セット
:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/sa-j05-10.html
こちらの「千代晒」ですが、実は定期的に購入してくださる常連さんが数名いらっしゃいます。
お話を聞く機会があって、色々とお話を聞いたのですが、草木染めや手ぬぐいを作っていらっしゃるみたい。
岡規格の生地でないと、染まりが悪い、耐久性がない、といった利点があるそうです。
そう言えば、他の方のご注文も、染工房、とかクリエイトなどといったお名前の領収書も良く切らさせていただいております。
先日は、某都市の和食屋さんからも大量にご注文をいただきました。
目のつまり具合が、出汁をとるのにちょうどよいみたいです。
「文」規格の晒生地でも良いと思ったのですが、実際は違いが出てくるみたいです。
こちらの商品は工場から取り寄せるため、その取り寄せに送料がかかっております。
そのため、1反あたりの負担をへらすために10反セットとしています。
もし、送料かかっても良いから少量で、ということであれば相談に乗らさせていただきます。
その際には、ネットショップではなく直接弊社までご連絡ください。