定番品の業務用のバスタオルのご注文をいただきました。
「業務用」というのは、旅館・ホテルなどで提供され毎日洗濯をされるタオルの事です。
タオルは値段先行がもっとも激しい商品の一つ。
業務用の激しい洗濯で毎日揉まれるため、どんどん消耗されていきます。そのため安さが重要になってきます。
定番品としてよく使われるのが、「中国製 1000匁(もんめ) 21番手」 のバスタオル。
耐久性のある30番手のショートパイルタオルよりも安価なため、いろいろなところで使われています。
Yahoo!ショッピング 中国製 業務用 ベーシックタオル 1000匁 白 バスタオル 12本セット
:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/bt20-1000w-12.html
基本的な業務用タオルの知識として
- 品質は重さで見分ける。その単位は匁(もんめ)。重いほどたくさんの糸を使っている:高価なタオル
- 製造上、一番効率の良い単位は、ダース(12本)単位である
- よく使われる糸の太さは、20番手(21番手)、30番手だか、糸の太さではなく糸の打ち込み本数によって耐久性は変わる
上記の写真のバスタオルは、「21/番手の糸を縦横に使い」「品質は1000匁」「12本入り」「色は白」
まぁ、ごく一般的な業務用として使われるバスタオルです。
ところで業務用のバスタオルというと1000匁ですが、一般家庭用のバスタオルは800匁と業務用よりも小ぶりになります。
なので一般用のタオルばかり使った人が、「大判タオルが欲しい」と言ってきた場合、業務用のバスタオルなのか、業務用の大判バスタオルなのかをはっきりさせないといけません。
価格先行のタオル業界ですのであまり大きな声では言ってませんが、弊社でも日本製、中国製を問わず、様々な品質のタオルを扱っております。またオリジナルタオルの制作もしております。
そのためにも、それなりに業界的な知識はわきまえているつもりです。