旅館やホテルに宿泊したとき、寒いところですと浴衣の他に羽織も貸出してくれます。
薄手の羽織でも一枚あるだけで、けっこうしっかりとした感じがするものです。
弊社の定番の茶羽織は、ポリエステル100%です。
「しんブッチャー織」というところどころ緯糸が太いので紬のような風合いがし、和風っぽく感じます。
ただポリエステル100%生地は薄手であり、冬でも雪の降らない暖かなところの旅館やホテルで使うのに適しています。
そう、大事なことなのですが「薄手の生地を使っていて」「雪の降らない地域」での使用するのに適しています。
Yahoo!ショッピング 日本製 茶羽織半天 新ブッチャー生地 エンジ フリーサイズ
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業務用として旅館やホテルで使われる茶羽織には、一般用の茶羽織と違う特徴があります。
この茶羽織を着て、食事をする場合が多いこと。
食事の時に、醤油やソース、ほかにも食べこぼしなどが付く場合がありますが、その汚れが付きにくいような生地を使います。
茶羽織は、実はあまり洗濯をしません。
浴衣のように肌に直接触れるものではない事と、防寒着としての性質上、ウール生地を使う場合が多く、そのため頻繁に洗濯をしてしまうと生地自身の持っている汚れを弾く天然の脂分を無くしてしまいます。
また下に着る旅館浴衣ですが、その旅館・ホテルによって様々であるということ。
どんな柄の浴衣に合わせても、きちんと収まりが良いようなデザインでないといけません。
最近はプリント柄の茶羽織、陣羽織が増えてきましたが、プリントがしっかりと付いている生地は、汚れがつくと落ちにくいのです。
また浴衣が柄、羽織も柄だと、見た目がガラガラになってしまいます。
弊社がおすすめするのは、やはり昔ながらの無地の茶羽織です。