業務用として旅館やホテルで使う丹前ではありません。
ご家庭で使う事を目的に作られている「綿入りの丹前」です。
地元 浜松で作っている「綿入り丹前」です。
生地も縫製もすべて浜松で行っております。自ら生地を織り、自ら縫製して丹前を作っている個人の工場から、直接分けていただいています。
よくネットショップで「激安!!!」とか「安さ一番!!!!」とか言っている商品と違い、普通の値段での販売ですが作っている人の顔が見える、まっとうな商品です。
中に綿の入った丹前、もしくは半天は、表生地の目が粗いと中の綿の繊維が出てきてしまいます。
いくら見た目が良くても、使っている間にじわじわと繊維が出てきてしまうものです。
なので綿入りの丹前や半天の表生地は、できるだけ細い糸を使って目の詰んだ生地を使わなくてはいけません。
こちらの丹前の表生地は浜松で織られている木綿の生地ですが、よく言われる遠州縞の生地とは違います。
遠州縞の生地は、糸が太くて目の粗い生地です。太くて粗いのであの風合いになります。でもその遠州縞を綿入り丹前に使うと、中綿が出てきてしまいます。最初は良くても、使い続けていくうちに出てきます。
出てきた中綿は、ハウスダストになります。アレルギーを引き起こしたり、ダニの温床になります。ていうか、元々は遠州縞のような生地を綿入りに使わず、もっとしっかりとした生地を使ったのですが。
こちらの丹前生地は、60番手という細い糸を双糸にして使い、目の詰んだしっかりとした生地を使用しています。
なので木綿の生地なのに、表面はさらりとした、艶のある生地になっています。
実際に自分も使っているのですが、全く不自由なく5年ちかく使っています。
個人的な感想も含めて、とてもオススメの商品です。