旅館浴衣の条件は、
- 老若男女、不特定多数の人が着ること
- 毎日洗濯をして使うこと
- 室内で着るものだということ
これらの条件を満たさないと、おかしなものになってしまいます。
新しい旅館浴衣を作る際には、上記の条件を頭においてデザインをし、生地やプリントを考えならら作るのですが、定番在庫品の浴衣はさすが先人の方々が考えて作り上げたものらしく、上記の条件をきっちりと満たしています。
さらに浴衣は着るものですので、浴衣単体よりも人が着てよく見えるようにデザインされていたりして、見るたびに「かなわないなぁ」と思ったりしています。
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ダイワ三本くさり柄 :https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/yukata-j02.html
ダイワたてかん柄 :https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/yukata-j01.html
2色 レンガ柄 :https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/yukata-j04.html
上記の浴衣は定番品として、日本中の旅館・ホテルなどで使われています。さらに定番柄として、これらの柄と同じようなデザインの中国製の浴衣もあります。
定番過ぎて、旅館・ホテルとしては「違った柄の浴衣がほしい」という要望が出てきて、派手なデザインの浴衣が作られたりするのですが、若い女性が着ると格好良いけど、お年寄りが着るとちょっと辛い、といったものが多くでてきたりします。まぁ旅館浴衣ってニッチなモノなので、きちんとしたデザイナーがいない分野でもあったりします。
今回ご注文いただいた上記の三種類の浴衣。
こうゆう定番柄の浴衣の注文をいただくと、定番柄の良さを渡っている人がまだまだいるんだ、と嬉しく感じます。