「マイヤー織 バスローブ」のご注文をいただきました。
バスローブとは、タオル生地で作られたガウンの事(当たり前)
でもバスローブ用のタオル生地にもいろいろとあります。
一番多いのが、一般的なタオルと同じように、縦糸のがループをなしているモノ。
マイヤー織は、それとは違います。簡単に言うと、ガーゼみたいにスカスカの生地に別糸でループを作ったものです。
マイヤー織の特徴としては、洗って下地の生地が収縮するとループの糸を締めて固定するので、ループ部分が抜けにくい点です。
また洗濯後には厚みが出ることも利点です。
欠点は、収縮率が高いこと。
大きなモノですと1割り以上縮みます。
Yahoo!ショッピング 中国製 定番バスローブ 白 マイヤー織り 業務用
:https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/br-i002.html
今回のご注文、ホテルをこれから始めようとしている方からのお問い合わせから始まりました。
「バスローブを使おうと思うのですが、ネットで調べたらマイヤー織が良いような気がします。これはどうなんでしょうか?」
ーマイヤー織は丈夫で長持ちするので、業務用として使うには最適です。でもよく縮みます。その収縮率が良いのか悪いのか、が問題になってきます。
「どのくらい縮みますか?」
ー洗濯方法、乾燥機の温度によってかなり変わってきますが、大体1割り以上は見てください。
「わかりました。では1枚購入して、こちらで洗濯試験をいたします。」
今までは、リネンサプライ会社からのレンタルすることが多かったので、リネンサプライから定番のバスタオルなどを送ってもらい、そこで判断することが多かったと思うのですが、最近は自分でそろえる所が増えてきたように思います。
と、これは僕の想像ですが、リネンサプライが以前ほどの体力が無くなってきたのではないでしょうか。
以前でしたら、そのホテルだけのために色々な商品をそろえていましたが、今はリネンサプライ会社の定番の共通定番商品だけでオリジナルの商品をそろえる事が少なくなってきたのかもしれません。
リネンサプライ会社からの今年のGW(10連休)前の商品の補充も、思ったよりも少なく感じました。
今までは業務用というとリネンサプライ会社一択でしたが、旅館・ホテル様がそれぞれでそろえる場合も出来てきて、なんにせよ色々な選択肢があるのは良いことと感じています。