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サウナマットの価格変更

ネットショップで販売しているサウナマットの価格を変更いたしました。

 

Yahoo!ショッピング 旅館浴衣の専門店アイエス産業 サウナマット

 https://store.shopping.yahoo.co.jp/ryokan-yukata/a5b5a5a6a5.html

 

価格が上がり、1梱包に入っている数も減りました。

 

と言っても、商品価格が上がったのでは有りません。

営業倉庫から弊社までの送料が上がり、そのための価格変更となりました。

 

 

今、新型コロナ禍の影響があり、インターネットショッピングを利用する人が増えて運送業の負担が今までよりも大きくなっています。

といいますか、少し前から運送業の負担が大きく、また配送スタッフも慢性的な人手不足になっていました。

弊社でも、配送料の安い業者を探しているのですが、どこの配送会社も新規顧客は断っている状態で、業界の内情はとても酷いことになっていると想像していました。

 

 

思い起こせば、Amazonが送料無料を始めてから運送業界がおかしくなった気がします。

個人宅への宅配の量が増えただけでなく、不在のための再配達が多いことが非常に大きな負担だったとのこと。そういえばある記事で見たのですが「宅配が来ても最初は居留守をつかいます。どんな人が来るのか確かめて、再配達で受け取るようにしています」みたいなことを言っている方もいらっしゃるようで、そんなことの積み重ねが今の状態を引起としていると思いました。

 

弊社も最初は、◯◯円買ったら送料無料としてかなり金額を低く設定していましたが、今はそれなりに高く設定するしかありません。

でないと、売れば売るだけ赤字になってしまう・・・

 

 

で、ネットショップの商品ページを変更しながらふと思ったのですが、価格が高くなるのは弊社までの送料が増えたためで、その分を価格に上乗せしているということで、結局弊社に入ってくる利益は変わっていません。

 

つまり、

商品金額+弊社の利益+送料+消費税

 

 これがネットショップの掲載価格になるわけなので、昨年消費税も上がったし、今回の送料も上がっているためですので、商品金額と弊社の利益はそのまま。いや、弊社の利益も上げれば良いのですが、それじゃあ必要があって購入してくれる人に申し訳ない。商品は適正価格で販売したいというのが弊社のモットーなので。

 

 

 

 

ところで、今回のサウナマットにつてい少し。

サウナマットとは文字通り「サウナ」で使う「マット」です。

腰を下ろすところや床に敷いて使うマットです。

で、身体を拭くものではないので、品質よりも価格が重視されてきました。

 

タオルの染めは、安くて発色が良いけど耐久性に劣る”反応染め”と高いくて発色は今ひとつだけど高い耐久性のある”スレン染め”があります。業務用として旅館やホテルなどで使われるのが”スレン染め”のタオルです。

ですが先にも書いたように、サウナマットは価格重視のため”反応染め”のものが主流でした。

そのため使われる場所によっては、色が出てしまい敷いていた場所を汚してしまう事がありました。そこで今では価格は高いけど丈夫で色落ちの少ない”スレン染め”のサウナマットが使われることとなりました。

 

 

サウナマットはどのように作られているのか、なんですが、実はバスタオルを二枚合わせて作られてています。

定番品は「ゴールド(金茶)」と「ブラウン」なのですが、他の色のバスタオルでも作ることはできます。

実際に、某ホテルではオリジナルのサウナマットとして「ブルー」や「グリーン」の物を別注制作していました。

 

もちろん別注で作る場合は、ある程度のロットが必要です。1枚2枚では手間ばかりかかって、工賃がとんでもないことになります。

 

ただ様々な色のサウナマットを見てきたのですが、慣れているせいなのか「ゴールド(金茶)」や茶系が一番しっくりきます。

やはり下に敷くものですので、大地的な茶系が良いのでしょうか。青とかだとども落ち着きません。

 

 

今回、サウナマットの価格変更に際し、ついでだからと商品ページの大掛かりな変更もしました。

すこし手間はかかりましたが、お客様が少しでも書いやすくなれば良いと思います。