少し前にご注文いただきました、別注仕様の”のぼり”です。
浜松市内のお茶屋さんなのですが、浜松市の名物の一つ「遠州のからっ風」の通り年中強い風が吹き抜けます。
お茶やさんの駐車場はお店の斜め向かい。
とはいえ、お店の正面にも他の駐車場があるので、何も印がないと正面の他の駐車場に止めてしまうお客様が出てきてしまいます。
駐車場がわかりやすいようにのぼりを立てたいけど、先にも上げたように強風が常に吹き抜けていきます。
なので、風の抵抗を少なくして、でも目立つように、短くしたのぼりのご注文をいただきました。
茶ッ葉屋
今まで、作ったのぼりが風ではためいて自動車に当たってしまう、とか下の台ごと倒れて車を傷つけてしまう、など色々なトラブルが有りました。
でも目立つものといえば、やはりのぼりをたてるのが一番です。
そこで提案されたのが、車・・セダンタイプの乗用車なら当たらない高さで立てられる短いのぼりができないか、という話でした。
棒が入る部分はしっかりとするよう袋タイプで、上の横棒が入る部分は輪っかにしたい、というご希望でした。
「茶」の文字が入っている部分は問題なくできます。
ですが、仕立はどうだろう、とすぐに工場に確認すると、全然大丈夫とのこと。
早速ご注文をいただき、出来上がったのは約3週間後。
出来上がった当初は、こんなに小さかったっけ。
目論見通りに目立ってくれるかな、と心配でしたが、実際に使っているのを見ると、きちんと目立ちます。
ここが駐車場だとわかります。
ずらりと並べるとけっこう目立ちます。
そして目論見通りに車に当たりません。
今回のこちらののぼりは、「布製」です。
よくあるポリエステル生地ののぼりよりも高い耐久性があります。
紫外線の影響もポリエステル製よりもあります。
お客様のご希望どおりのものができて、お客様の希望する使い方にも合わせられ、本当に良かったです。
茶ッ葉屋